2015年8月31日月曜日

読書2015年7月まとめ

2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3098ページ
ナイス数:2ナイス

銀と金 新装版(1) (アクションコミックス)銀と金 新装版(1) (アクションコミックス)
読了日:7月21日 著者:福本伸行
風夏(1) (講談社コミックス)風夏(1) (講談社コミックス)
読了日:7月20日 著者:瀬尾公治
ワシズ -閻魔の闘牌- (1) (近代麻雀コミックス)ワシズ -閻魔の闘牌- (1) (近代麻雀コミックス)
読了日:7月20日 著者:原恵一郎
書生葛木信二郎の日常 3―黒髭荘奇譚 (サンデーGXコミックス)書生葛木信二郎の日常 3―黒髭荘奇譚 (サンデーGXコミックス)
読了日:7月20日 著者:倉田三ノ路
書生葛木信二郎の日常 2―黒髭荘奇譚 (サンデーGXコミックス)書生葛木信二郎の日常 2―黒髭荘奇譚 (サンデーGXコミックス)
読了日:7月20日 著者:倉田三ノ路
書生葛木信二郎の日常 1 (サンデーGXコミックス)書生葛木信二郎の日常 1 (サンデーGXコミックス)
読了日:7月20日 著者:倉田三ノ路
Helck 1 (裏少年サンデーコミックス)Helck 1 (裏少年サンデーコミックス)感想
相応に重い話をギャグで中和している。続きが知りたくなる。
読了日:7月20日 著者:七尾ナナキ
HERO -逆境の闘牌- (1) (近代麻雀コミックス)HERO -逆境の闘牌- (1) (近代麻雀コミックス)
読了日:7月20日 著者:前田治郎
彼女の鍵を開ける方法 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス)彼女の鍵を開ける方法 1 (ヤングチャンピオン烈コミックス)感想
えろ成分強めでおもらしありだが、ベースは割りと王道ラブコメのような?個人的にはラブひなが思い出された。
読了日:7月20日 著者:中田ゆみ
EXーVITA 01 (ヤングジャンプコミックス)EXーVITA 01 (ヤングジャンプコミックス)
読了日:7月20日 著者:古味慎也
ニンジャスレイヤー (5) ~ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ~ (カドカワコミックス・エース)ニンジャスレイヤー (5) ~ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ~ (カドカワコミックス・エース)感想
ナンシー=サン性的ヤッター!
読了日:7月20日 著者:
がんぼ ナニワ悪道編(3) (イブニングKC)がんぼ ナニワ悪道編(3) (イブニングKC)
読了日:7月12日 著者:東風孝広
今、見直すHTML (ネット時代の、これから始めるプログラミング(NextPublishing))今、見直すHTML (ネット時代の、これから始めるプログラミング(NextPublishing))感想
いまだcenterとかbとかboder=とか使ってしまう私やあなたへ。3.2からほとんど知識がアップデートされず、「CMSなら何とか使えるんだよねー」という方が学びなおすには良い内容。ボリュームや価格から充分ではないのはお察しの通りだが、わかりにくい部分をバッサリ削ぎ落としてあり、とっつきやすい。
読了日:7月8日 著者:林拓也
事件屋稼業 1 (1)事件屋稼業 1 (1)
読了日:7月7日 著者:谷口ジロー
国家試験受験のためのよくわかる憲法国家試験受験のためのよくわかる憲法感想
判例集を片手に。憲法も解釈の変遷はあるものの、基本的に改正はないので多少古い本でも普通に学ぶ上では問題ない。安価な古本でこの手の初心者向受験テキストを教養として学ぶのはお勧めできる。
読了日:7月7日 著者:中谷彰吾

読書メーター

2015年8月3日月曜日

BLACK LAGOONと遊技者

『ブラックラグーン』という作品がある。
悪党の集う架空の町ロアナプラを舞台に繰り広げられる、暴力の物語。
原作は広江礼威氏が描く漫画であり、アニメでは基本的な流れを踏襲しつつ若干湿り気を帯びた物語が展開されている。
また、虚淵玄氏の手によってノベライズもされていた。
パチンコはタイヨーエレック、パチスロはスパイキーによって、両方とも二つ製作されている。



ここに、あるブログのエントリを引用する。

しかし、『BLACK LAGOON』の登場人物たちはほとんど一様に幼稚です。ビジネスの世界で「経営の神様」と称されるピッタ―・ドラッガーが「自分が何によって他人に知られたいか」を自問することで、目標や生きがいが自分の腹に落ち、それが人としての成長をもたらすとしましたが、主人公のロックをはじめとする登場人物たちはそれらを持ち合わせていません。目標も生きがいもなく、非常に刹那的なスタイルで日々を過ごします。 これは考えてみると当たり前のことで、明日銃で撃ち殺されるかもしれない人間に対して、10年後の自分を見据えて計画をたてろ、と言っても無茶でしょう。今日を楽しく生きることが全てであって、そこには人としての成長余地なぞありません。
このことから、『BLACK LAGOON』は短期的かつ短絡的思考の罠にハマって「成長を止めた子供のような大人」たちの話であるといえます。そこで起こる事件はことごとく、原因が放置され、結果の収拾だけが行われます。それが意味するところは、すなわち事件当事者の死亡です。

BLACK LAGOON Roberta's Blood Trail : 希望を掴めなかった者が希望を見出すまで。

この記述を目にしたとき、「ああ、彼らと我々遊技者は一緒だな」と思った。彼らは銃を撃って命をやり取りし、我々はパチやスロを打って命金のやり取りをしている。そこにどれほどの差があるだろうか。況して、向こうは物語、こちらはたとえ金額が小さかろうとも現実、だ。明日の糧を得るための専業も、学費や家賃を使い込む親不孝の学生も、小遣いで1パチを五千円だけ嗜む年配の方々も、多少の違いこそあれホールへ打ち手として行く人間であれば皆そうなのだ。

昔からよく、「バクチは死の疑似体験」などと言われてきた。大敗を喫して懲りるくらいならかわいいもので、勝っていようが負けていようがいずれにせよ続けているような連中は皆「成長を止めた子供のような大人」ということだ。少なくとも、ホールで席について遊技をしている間は。それは周りからすれば節度をもって楽しんでいるように見える綺麗に遊んでいる方であっても、だ。

これが止まるのは、死が擬似ではなく、真に訪れた時だけなのかもしれない。